会社情報

社寺建築、数寄屋建築で培った
正統な技術を基に国産材利用を促進し、
伝統と現代技術を融合させた
木造建築を創造します。

創業者宮大工菊池安治が静岡県清水市(現静岡市清水区)にて建築請負業を始めたのが1955年、以来70年にわたり、檜を中心とした国産材を利用した木造軸組構法の住宅、社寺建築、非住宅の大型木造建築など数多く手がけてまいりました。
現在、新築工事においては「安全、安心、健康」を守る住まい、「環境」」にも優しい住まいというナイスグループの住まいづくりの理念のもと、グループの一員である菊池建設も「耐震等級3」「省令準耐火」「省エネ等級5」「国産材利用」の住まいづくりに取り組んでおります。
なかでも侘びさびを追求し形になった数寄屋(茶室)づくりと格調ある書院建築を融合させ、耐震性、断熱性、劣化軽減、維持管理、防耐火性など、現代の住宅に求められる性能にも対応した当社の商品は、空間美と利便性を両立し年月が経つほど美しさが増し、時代と共に成長するという特徴があります。自然素材を使用した室内環境による健康的で快適な暮らしに加え、伝統的な和のしつらえによる心豊かな生活を楽しめる住まいです。
今般その愛着をもって住み続けてきた菊池の家を、安全快適に将来へ受け継ぐために現代の技術でお住まいの耐震性、断熱性能を改善し末永く安心して暮らしていただけるように、当社独自のリフォーム・リノベーション工事を「継家(つぎや)」と名付け、取り組みます。ご自宅を設計・施工させていただいた当社だからこそ可能な「継家・つぎや」。年月とともに良さと深みを増す菊池の住まいを次の世代まで末永く住み継ぐ、建物としての耐久性だけでなく「建てた先代の想い」「そこで暮らした時間」など記憶や時間といった見えない価値を住み継ぐ、「継家・つぎや」を当社のオーナー様に提案してまいります。
さらに非住宅分野においても、その技術力で、ナイスグループの「ウッドビルディングネットワーク」やゼネコン・設計事務所からの非住宅建築にも積極的に参加しています。
こうした木造建築に精通してきた実績を活かし、持続可能な社会の実現に向けて、二酸化炭素の排出量削減からも国産材を積極的に利用し、切って育てる川上の生産者とそれを住まいに生かす川下のお客様を繋げて循環型のしくみを支え、環境保全に貢献しながら、今後も健康的で安全快適な価値ある木の家を提供してまいります。
引き続き、日々の活動においては、地元の皆様に愛される菊池建設となるための地域貢献活動を中心に行い、またオーナー様との連携により新たなコミュニティを形成するなど、支えてくださる皆様との関係を重視した事業を展開し、ナイスグループのリソースを活用したソリューション、コンサルティングにより、お客様にとって唯一無二の住まいづくりパートナーとなるべく努めて参ります。

菊池建設株式会社 代表取締役社長 松本敏

菊池建設株式会社
代表取締役社長
 松本 敏