『檜の家』は丈夫で長持ち
世界最古の木造建築である奈良の法隆寺五重塔は、築後1300年経過した今も、立派に建っています。竣工後も適宜、補修・改修を繰り返してきた“メンテナンス”の重要性も見逃せませんが、基壇からの高さ23メートル余、総重量1200トンもの塔を支えてきた檜柱の強さと、耐久性の高さは驚異的なものです。
法隆寺の主要な部分には、樹齢1000年以上の檜が使われています。木材は、用材となってからも、育ってきた樹齢以上の耐用年数があると言われます。
『檜の家』に使われる檜の柱は、樹齢50から60年以上の国有林材を主体としていますから、当然、樹齢以上の耐用年数を持った住宅ができるはずです。
平成12年10月から施行された「日本住宅性能表示制度」では、檜を使い外壁内部の通気を確保するなど木の呼吸を妨げない構造の住宅であれば、75から90年以上の耐久性をもつ住宅として認定されるようになりました。
掲載日 2007.11.20