お知らせ
【2024・5/12】オーナー様限定 第3回伝統文化体験講座 開催しました。
当初の定員枠を上回る25組47名のお客様にお越しいただき、アテンド社員13名を含む総勢60名が参加して、菊池建設オーナーズクラブ 第3回伝統文化体験講座を開催しました。
今回も当社独自の特別企画として、襲名披露狂言「和田合戦女舞鶴(わだかっせんおんなまいづる)」で主役・板額(はんがく)の人形を遣う人間国宝の桐竹勘十郎(きりたけかんじゅうろう)師匠に、別会場で実際の人形を目の前で遣いながら文楽の魅力を解説していただきました。
▲シアター1010のギャラリースペースを貸し切って、特別人形解説を開催。
▲桐竹勘十郎師匠の解説は、人形の仕組みや遣い方の説明のみならず、今回襲名披露を行う豊竹若太夫の名跡の大きさや、「和田合戦女舞鶴」の見どころ、さらには人形浄瑠璃の歴史にまで及ぶ、短い時間に凝縮された圧巻の特別解説でした。主遣い・左遣い・足遣い三人で一体の人形を操作する息のあった動きに、参加者の皆様は興味深く真剣に聞き入っていました。
▲貴重な特別人形解説の後、桐竹勘十郎師匠を囲んで参加者全員での記念撮影。
ご参加いただいた方々からは次回の伝統文化体験講座へご期待のお声掛けもいただききました。今後も当社ならではの体験講座を企画していく予定です。
文楽公演プログラムでは、襲名披露公演の幕開きにふさわしくおめでたい演目「寿柱立万歳(ことぶきはしらだてまんざい)」から始まり、57年ぶりの復活となる十一代目豊竹若太夫の襲名披露口上、襲名披露狂言「和田合戦女舞鶴」さらに「近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)」と、趣向を凝らしたさまざまな作品を鑑賞。文楽の魅力に浸れる充実した一日となりました。
掲載日 2024.05.14