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CLTパネルを使用した大型木造建築物の施工

このたび、静岡県内においてCLTパネルを使用した大型木造建築物の施工を開始。新たな木材利用の試みに各界からの注目を集めています。 CLT_2801_01.jpg

CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した、大判の木質パネルのこと。1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた木質構造用材料です。日本では2013年12月にJAS(日本農林規格)が制定されたばかりの新しい素材で「直交集成板」とも呼ばれています。 CLT_2801_03.jpg 今回使用したCLTパネルは、国産杉を使用した3層構造の特厚パネル。構造用集成材の特徴である寸法安定性の高さを活かして、土台・柱・梁で囲まれた壁面にはめ込むことで、筋違いを使わずに耐震性を確保した堅牢な建物構造を実現しています。 また、断熱性・遮音性・耐火性にも優れているため、柱の間にはめ込んだCLTパネルを、断熱材を兼ねた壁としてそのまま利用する設計になっています。 CLT_2801_02.jpg 日本では建築施工例がまだ少ないCLTパネルですが、国内の杉間伐材などを有効活用できる新たな木質材料として注目を集め始めています。4年後の東京オリンピック・メイン会場となる新国立競技場整備事業の公募関連文書にも、CLT活用の記載があるなど、今後様々な公共建築物にも使われることが期待されています。

掲載日 2016.01.29