Interview1
生涯を通して味わいを深める価値ある家を。
本物の素材、そして作り手への信頼感で完成したわが家。
東京都世田谷区T様ご一家
01
家づくりのきっかけと菊池建設を選んだ理由
家を建てようと思ったきっかけは何ですか?
施主様
本物の家に住みたいと思ったからです。
現代の一般的な家は出来上がった時が一番見栄えが良いのですが、住み続けるうちに古くなってしまいます。私は気に入ったモノは長く愛着を持って使っていきたいと思っていますが、一番末永く使っていきたい住宅が、時間がたつにつれて、みすぼらしく感じるのは、現代の家の素材が原因ではないでしょうか。住宅にこそ使い込むにつれて味わいを深める本物の材料を使わなければだめだと思いました。本物の無垢の木材を使った住宅ならば、新築時の初々しい削りたての木肌から、次第に色艶を増して馴染んでくる様まで、生涯を通して楽しむことができるはずです。そんな想いに魅せられて真剣に我が家の建築を考えるようになりました。
どんな家にするか、どの会社に依頼するかはどのように決めたのですか?
施主様
納得のいく建築にしたいこともあり、私自身誰にも負けないくらい勉強しました。そしてとにかく色々な家や会社を実際に見て比較・検討しました。専門書もたくさん読みましたし、住宅展示場はもちろん、施工現場にもたくさん足を運びました。
当初、菊池建設はまったく知らなかったのですが、資料集めの中で入手した専門誌「ハウスメーカー77診断(建築ジャーナル刊)」に記事が掲載されているのを見て、初めて知りました。広告ではない第三者から見た記事で評価もされていたため、ホームページから資料請求をしたのがきっかけです。
菊池建設の印象はいかがでしたか?
施主様
資料請求をしたときに、後に担当営業となる石神井営業所の森さんがパンフレットを届けてくれました。その中に檜の木切れも入っていたんです。第一印象は材料にこだわりのある会社なのだなと思いました。
その後展示場も見学しましたが、それ以上に建築現場に足を多く運びました。他社の現場もいろいろ見てきましたが、建物に使われている木材はどこよりも上質に思えました。
実際に住宅に使う檜や杉を伐採している森林と製材工場にも見学に行きました。そこで目にした檜のなんとも言えない木肌の美しさに、是非ともこんな材料を自分も使いたいと思いました。
最終的に菊池建設を選んだ決め手は何ですか?
施主様
私は決めるまでに大工さんとたくさん話をさせていただきました。実際に家を作っているご本人に直接話を聞き、納得した上で決めたかったんです。
菊池建設の大工さんは熟練者が多く、手間を惜しまない誠実さを感じましたし、何より誇りを持って仕事に取り組んでいる姿勢に安心感を持ったことが決め手です。
大工さん、営業さんのみならず、現場見学会でお会いした会社幹部の方、製材所の方も含めて接した方々が皆真面目で丁寧だったので、この人達になら大金を預けて自宅をお願いしても大丈夫だろうと思うことが出来ました。菊池建設の掲載記事を見てから3年近く経過していましたね。
02
新しい住まいのこだわり
実際に家を建てるにあたってどんなところにこだわりましたか?
施主様
とにかく第一に本物の材料を使うことです。無垢の材料と自然素材にこだわり構造材はすべて檜無垢材とし、床・壁・天井と使えるところに無垢の檜・杉を使ってもらいました。キッチンを除き、室内の壁は珪藻土塗壁にしました。
調湿機能の良い素材で室内を包んでもらう形になりましたので、以前の生活で感じていた不快な湿気はもちろん、乾燥もなく、快適な空間になりました。冬は加湿器など無論不要で、窓の結露も全くありません。
次に、永く使えてメンテナンスも容易な家にする為に、軒を長く出し、家の格好も単純な総2階としました。屋根も永く使える本物の和瓦葺きにしました。軒の出が長いと夏涼しく、窓も外壁も汚れず、やはり昔からの家はよく考えられています。
建設中の現場もよく見学されましたか?
施主様
建築中は隣接する住宅に住んでいたので毎日棟梁にお茶を運んでは話を聞いたりしていました。傍で見ていて、丁寧に心を込めて仕事をしてくれていることがよく判りました。
棟梁には色々と教えていただきましたが、その中で、床に檜や杉の無垢板を使ったので入居1年目に注意することとして、暖房を控えめにするようにとアドバイスいただきました。急激な暖房は無垢の木の割れや変形を招くそうなのです。
教わったとおり、冬場にはオイルヒーターを主体にしてエアコンは補助的に使うだけの緩やかな暖房にとどめましたが、過剰な暖房を控えることは住む人にとっても望ましいように思いました。
03
完成した新居に住んでみて
新居に住んでみていかがですか?
施主様
一般に、土日になると出掛けることが多くなりますよね。でも私たちは新居に住むようになってから、外出することは少なくなりました。 どこよりも我が家が一番寛ぐんです。
友人や知人が訪ねて来ると、皆口々に居心地の良さを褒めてくれます。家族は慣れてしまいましたが、森林浴をした気分だと言われて、この家の良さを再認識しました。冬の時期にもかかわらず、子供達は靴下を脱いで裸足で遊びます。誰が教えるわけでもないのですが、自然と心地よい過ごし方を見つけているようです。
建築を勧めてくれた近所にお住まいの施主さんもいち早く訪れてくれて、天然素材で仕上げた我が家の出来を褒めて下さいました。
奥様や娘さんはなんとおっしゃっていますか?
施主様
家が完成してから、娘と散歩の折に「新しいお家のどこが好き?」と聞きましたら、「棟梁やお兄さん達が一所懸命作ってくれたから、このお家が好きだよ。」と答えてくれました。
うれしかったですね。作り手と住み手の気持ちがこもった良い家になったと思っています。
最後に今のご主人のお気持ちをお聞かせいただけますか?
施主様
この家のコンセプトは「時間が経つほどに味が出て良くなる」です。今は若く見える木肌もじきに深みの増した飴色の艶を放つようになるかと思うと待ち遠しいですね。人生と共に想いを刻むことのできる価値のある我が家を手に入れた実感があります。これから先ずっと、本気でこの家と付き合っていこうと思っています。
スタッフ
本日はありがとうございました。