Interview17
愛犬と子供が一緒に元気よく暮らせる
独自の生活スタイルを実現した理想の我が家。
千葉県松戸市Y様ご一家
01
建売住宅の購入検討から始まった新築計画
ご自宅の建築をお考えになられたきっかけは何ですか?
ご主人様
娘の誕生をきっかけに、マイホームの取得を検討し始めました。賃貸住宅で階下の家族に気を使いながらの生活ではなく、ノビノビと元気に部屋の中を走り回れる家で暮らしたいと思ったからです。当時、すぐ近くに建売住宅があったので見に行ったりしましたが、自分達の生活スタイルにピッタリなものは簡単には見つかりません。そのうち住宅建築会社に勤務する知人がいたことを思い出し、相談した相手が菊池建設の社員Mさんでした。
奥様
当時、Mさんは工事監督をしていました。自ら大工職の経験もあるため、建売住宅の良し悪しを判断して貰える適任者だと思いました。当初は建売住宅見極めのアドバイスを貰うつもりでいたのですが、建売住宅を購入する資金があるなら、土地を購入して、その場所にあった注文住宅を建てることも十分実現可能だと言われ、土地探しから始めることにしました。そしていい土地が見つかったら、その場所で建てられる理想の我が家を計画することにしたのです。
ご主人様
現在のこの場所に決まるまで、しばらく時間がかかりました。その間に、Mさんは営業職に異動となり、以前に増して相談相手として頼りになる存在になりました。ただ商品を売り込もうとする住宅営業とは異なり、施工技術に精通した人が営業窓口となってくれたので、住まいを”つくる”ことをはじめて体験する私たちには、これほど心強い相談相手はいません。Mさんに相談することがなければ建売住宅を購入していたでしょうね。
奥様
注文建築の利点は、要望を確認しながら一からつくることができること。反面、建売住宅のように現物を見ることができないため、住みたい住宅のイメージを正確に伝えることが重要になります。不動産チラシの写真などからイメージに近いものを集めました。我が家には娘が誕生する以前から愛犬がいて、ずっと室内で飼っていたので、新築する家は愛犬にとっても快適で使いやすいものにしたいとの思いがありました。傷や汚れが付きにくく手入れのしやすいフローリングの床の、シンプルなワンルームのLDK。戸建住宅というよりもマンションのイメージ写真によく見られる雰囲気です。和風建築を得意とする菊池建設さんには施工実績が少ないように思えたので、プランの打合せは写真を見せながらイメージを伝えることから始めました。
02
独自の生活スタイルを反映したプランニング
プラン打合せの時の様子を教えて下さい。
ご主人様
建築地が決まってから、具体的なプランの打合せが始まりました。東西に細長い敷地なので、南面には通路を確保する程度の余地しかありません。ワンルーム形式のLDKは2階に配置することはすぐに決まりました。室内の基本的なイメージも伝えてあります。でも、菊池建設さんの特徴を活かした我が家の内容が決まってきたのは、幕張展示場のモデルハウスを訪れてからでしたね。
奥様
モデルハウスに入ってまず感じたのは、仄かに香る檜の香りでした。家族揃ってアレルギー体質でしたから、自然な木の香りが漂う住まいは理想的でした。何度か見学したことのある建売住宅とは、明らかに室内の空気が違うことが判りました。そして、その香りの元とも言える檜の大黒柱を見て、主人は一目惚れしたようでした。当初考えていた、私たちの住宅イメージには無かった、檜の大黒柱をプランの中に盛り込んでもらうことになりました。
ご主人様
モデルハウスの2階に上がって目を惹かれたのが、黒っぽく塗装された建具や杉板と、白い壁との対比が印象的なモダンな畳敷きの部屋でした。シックなモノトーンの色使いは我が家でも実現したいと思いましたが、床を黒っぽくすると愛犬の抜け毛が目立つことなどが気になるだろうということで、あえて床を白くすることにしました。 また、勾配天井もモデルハウスの2階の部屋を見て取り入れることにしたものです。我が家では南面に向かって天井勾配を高くしていき、明かり採りの高窓を壁に付けて貰いました。おかげで曇りの日にも照明無しで過ごせるほど明るいリビングになりました。家族が過ごすことの多いリビングを2階に配置した利点をさらに活かした設計で、実際に住まいが完成して最も気に入っている場所です。
奥様
子供が愛犬と一緒に、元気に走り回れる事を一番に考えていましたから、家具を極力使わずに広々とした部屋にするために、収納は家中に使いやすく配置してもらいました。特に来客があった場合にお客様が利用する玄関から階段、2階のフロア全体は、いつでもスッキリと片付けられるよう配慮してもらったので、不意の訪問客があっても慌てることがありません。床板もペット対応の傷が付きにくく、汚れも水拭きで簡単にきれいにできるフローリング材にしてもらったので、気楽に愛犬を遊ばせることができます。
ご主人様
夫婦一緒に料理をすることが多いので、アイランド型のキッチンにしました。キッチンの周りが十分広いので、二人同時に作業していてもぶつからないですし、左右どちらからも自由に動き回れるので、とても使いやすいです。6帖大のアルミバルコニーでバーベキューを楽しむときにも、下拵えをした食材を運んだり、バーベキューコンロでは調理しない料理を用意したり、アイランド型キッチンは便利ですね。食事後の後片付けもみんなに手伝ってもらえますし、食器洗い乾燥機を組み込んでもらったので手早く片付けられます。ゴールデンウィークには新築お披露目も兼ねて訪れてくれる家族が多くあり、4回もバーベキューをしました。毎回ゲストには好評で喜んでもらいましたが、ホスト側はさすがに4回も続くと、当分は肉を食べなくてもいい気分になりましたね。(笑)
03
信頼できるプロフェッショナルの仕事ぶり
壁掛けテレビが印象的なリビングですね。
ご主人様
基本プランが決まった後は、細かな施工上の検討事項は、建築の本職であるMさんにお任せすることにしました。リビングのテレビ周りはシアタールームをイメージしたスッキリとした仕上がりをお願いしました。大型液晶テレビを壁掛けにするために電源コードや配線類を通すパイプを壁の中に組み込んだり、AVボードを床から浮かせた壁付けにしたりと、いろいろ工夫もしてくれました。テレビの左右の壁は間接照明と収納棚を内蔵した2重壁(ふかし壁)になっています。しかもAVボードの両端を少し埋め込むように見える凝った造りです。間接照明は夜間、テレビを見ている時と見ていないときに使い分けることで、インテリアとして印象が変わる楽しさがあります。Mさんをサポートする設計の方が仕上がりイメージをスケッチしてくれて、概ね理解していたつもりでしたが、想像以上の出来栄えに満足しています。
奥様
私としては収納が充実していることが何よりうれしいですね。テレビの左右の壁の後ろにも収納棚があるなんて、言わなければ誰にも気付かれません。階段脇のリビング物入れも、取り急ぎ入れなければならない物がないので、下半分は娘のおもちゃ収納庫兼遊び部屋になっています。小さな子供にとっては、押し入れや物入れが自分だけの隠れ家のような特別な場所になる時期ってありますよね。いまちょうど娘にとっては格好の「おままごと部屋」になっていて、キッチンにいても目の届く範囲で遊んでもらえるので大助かりです。
ご主人様
家族揃って2階で過ごしているときが、一番心地良いですね。広々としたリビングに大の字に寝転がって、天井に現わしになっている梁を見上げているだけでも見飽きません。リビング、ダイニング、キッチンは床暖房を入れたので、冬場でもフローリングにじかに寝転がっていました。娘も三輪車に乗って、キッチンを折り返し点にして愛犬と走り回っています。 Mさんに相談することから始まった我が家の建築は、施工全般に精通していたMさんと菊池建設だからこそ実現したのだと思います。大工さんはじめ職人さんも、手間の掛かる仕事も厭わず丁寧に仕上げてくれました。皆さんのおかげでこの家でなければ実現しなかった我が家の生活スタイルを存分に楽しむことができて、本当に良かったです。
スタッフ
娘さんと愛犬にとって、最高のプレゼントとも言えるお住まいを拝見できました。注文住宅ならではの生活を、どうぞこれからも楽しんで頂きたいと思います。本日はありがとうございました。