施工実例

菊池建設にいただきましたお客様の声を紹介します
お客様の声

Y様ご一家

Interview18

打ち合わせに費やした時間とアイデアが結集した
納得の「終の住まい」

千葉県習志野市Y様ご一家

  • ご家族構成
    ご夫婦+ご子息1名+愛犬1匹
  • 生活スタイル
    子育て世代
  • 完成
    平成23年3月
  • デザイン
    洋風
  • 外観 端正な洋瓦葺き切妻屋根と割り石レンガ調サイディング外壁の住まい。2階の柱立て防水ベランダは延べ12帖大の広さがあるL型レイアウト。

  • エクステリア 歩道との境界を融和させたエクスエリア。本格的な樹木の植栽はこれからの楽しみの一つ。

  • 玄関 玄関ホール正面の壁に調湿機能性タイル「エコカラット」を使い、中央にニッチの飾り棚を設けました。

  • 玄関 玄関収納は玄関ドアと色調を揃えたオーセンティックなものに。タイル貼り以外の壁は珪藻土塗り仕上げ。ホール床は国産サクラ無垢板張り。

  • リビング~ダイニングキッチン 1階は「田の字」型プラン。リビングとダイニングキッチンは3枚の引き込み戸で仕切られ、引き込み戸を収納すれば階段室まで風通しの良い開放的な空間になります。建物の中心には7寸(21cm)角の檜大黒柱。

  • 1階洋室 リビング3枚引き込み戸の西隣の部屋は奥様の洋裁室。床は国産クリ無垢板張りの床暖房。壁は建具と同じパイン材の腰板張りに上部珪藻土塗り仕上げ。将来、必要になれば寝室に使うことも想定して収納やトイレ・浴室への動線の良い間取りとなっています。

  • ダイニングキッチン 奥様こだわりの対面キッチンとダイニング。ダイニングテーブルは1枚板を選んでオーダーした特注品。キッチンのカウンター材もダイニングテーブルに合せたタモ1枚板を使用。

  • ダイニングキッチン 中廊下はなく、階段もダイニングから直接2階へ。北向きの階段室ながら窓を大きく設けたのでキッチンも自然光で明るい空間になっています。

  • 2階多目的室 2階中央の部屋は家族の共有スペース。杉板貼り勾配天井とロフトが組み合わされ、梁現わしとなった上部が開放的な空間。床は国産サクラ無垢板張り。壁は漆喰塗り仕上げ。

  • 2階多目的室 2階中央の部屋は家族の共有スペース。杉板貼り勾配天井とロフトが組み合わされ、梁現わしとなった上部が開放的な空間。床は国産サクラ無垢板張り。壁は漆喰塗り仕上げ。

  • 2階多目的室 可動棚式の本棚は建具と同じパイン材を使った大工手づくりの逸品。多目的室の外は屋根掛かりのベランダになっており、夕涼みのビアガーデンに最適です。

  • 和室 当初、畳コーナーで計画していたスペースを落ち着いた部屋にグレードアップ。縁無し畳と市松柄の引き戸がモダンな和の空間を演出しています。

01

理想的な終の住まい実現を建て替えで計画

  • ご自宅の建築をお考えになられたきっかけは何ですか?

    ご主人様
    築40年近かった住宅からの建て替えです。リフォームをする考えもあったのですが、家内が想い描いている住まいを実現するには、建て替えるしかなかったですね。

  • 奥様
    この場所は幹線道路に面していてクルマの通りが途切れることがないのです。以前の家は窓を閉めても屋外の騒音を防ぐことができませんでした。また断熱材も入っていなかったので、特に冬場の寒さが堪えました。まずこの2つを改善した快適な住まいにしたいと思いました。また、建物の配置や使い勝手も良くしたいと思っていましたので、前の住宅をリフォームするだけでは希望通りにはならないと思ったのです。 千葉県内の住宅総合展示場を見て回りながら、3年間くらい建て替える住宅のイメージを考えていました。そして遮音性能や断熱性能を考慮すると、輸入住宅に魅力を感じていました。一時期は輸入住宅メーカーが主催するバスツアーに参加して施工実例宅も見学したりと、しだいに思いが募っていましたね。

  • ご主人様
    私はリフォームでも構わないと思っていましたが、建て替えをするのであれば2×4などではなく、国産材を使った柱・梁で建てる木造軸組工法で建てるべきだと思っていました。さらに大手住宅メーカーよりも、注文に柔軟な対応をしてくれる地域の工務店やビルダーの中から納得のできる会社を探したいと考え、家内にそう話しました。

  • 奥様
    リフォームで十分と言っていた主人が、建て替えの条件として意見を出してくれたので、その意向に沿うような会社を探そうと思いましたが、手段が思いつきません。そんなときに息子が千葉県内の注文住宅会社を掲載した情報誌を見つけ、買ってきました。その雑誌の巻頭に掲載されていた、希望通りの住宅を建築してくれる会社を紹介してくれるマッチングサービスに相談してみたらどうだろうか、ということになり具体的な住まいづくりが動き出しました。地域の工務店やビルダーの中から、柔軟な対応をしてくれる納得のできる会社を探したい、との思いにもマッチングサービスの窓口での相談が適していました。

  • ご主人様
    窓口で4社紹介された会社の1つが菊池建設でした。建築現場を案内され、しっかりとした梁組み構造を見学しました。さらに完成した建物も見学し、この会社なら検討しても良いだろうと判断して、プラン作成を依頼しました。私がつくっていた概略プランを元にして出来上がったプランは上手くまとまっていましたが、見積金額を聞くと心積もりの金額よりも高かった。そんなに建築費が高くなるのではお話にならない、と一旦は断りました。

  • 奥様
    するとご予算に合せてこんなプランはどうでしょうか、と新たな間取りが提案されてきました。当初のプランは1階に中廊下がある横長な間取りでしたが、新たな提案では廊下のない「田の字」型プランになっていました。ちょうどその頃、息子が家相関連の本を購入してきて読み始めていましたので、家相についても良いとされる間取りにしたいと思いました。家相も考慮しながらプランを見直した結果、当初よりコンパクトにまとまって建築費も抑えられる見込みがたってきましたので、再び菊池建設で検討することになりました。

02

こだわりを形にした綿密な打合せ

  • 当社とのご契約を頂いた決め手は何ですか?

    ご主人様
    菊池建設の営業担当者は工事監督の経験もあり、技術面の話にも適切な提案のできる人物でした。打合せ再開でまとまってきたプランは、田の字型の間取り。室内建具は引戸にして部屋を間仕切ったり開け放ったりすることができる。構造材はもちろん、室内の床、建具、造作材まで無垢材を使った、落ち着いた住まい。私の要望が概ね盛り込まれ、会社と担当者の見極めもできたので菊池建設1社に絞ることにして、家内にも菊池建設とならば何でも相談してよし、といいました。 使い勝手を中心に住宅設備機器やデザイン面については、家内がこだわりを持っていましたのでお任せです。打合せは毎回長くなるけれど、菊池建設の担当者は納得いくまでとことん付き合ってくれる。こだわりを形にしてくれる建築会社はこの会社しかないとの結論に至り、菊池建設と契約することにしました。

  • 奥様
    契約後もいろんな要望が出てきては打合せが続きましたね。私がインテリアに興味があって、いろんな情報を見聞きすると設計担当の方に相談したくなるんです。住宅設備機器のグレードアップや玄関の間取り変更、調湿機能性タイル「エコカラット」の採用、階段周辺を明るく開放感あるプランに変更するなど。その都度、納得のいくまで打合せにつき合い、技術的な提案もしてくれる担当者には本当に満足しています。

  • ご主人様
    建築工事が始まると、大工さんの丁寧で真剣に取り組む姿に感動しました。建築中に施工内容の変更があったときも施主本位で最善策を考えてくれました。例えば、階段の手摺りが図面では手摺り壁になっていましたが、実際に段板が出来上がった段階で、窓からの明かりを遮ることなく開放的な空間に仕上げるために、取り付けなくてもいいのではとの意見が出てきました。今後の身体能力を考えると安全確保のために手摺りを省略することはできません。しかし、大工さんからの意見にもっともなものもあるため、設計者を含め3人で現場に集まり最善策を協議し、現在の形に決定しました。おかげで転落の心配のない手摺りながら圧迫感も無く、風と光が通りやすいものに仕上がりました。

  • 奥様
    住まいを建て替えて新しくなるので、ダイニングテーブルセットも新調しました。いろんな種類の無垢の一枚板を多く揃えているお店を見つけ、天板にする板を選んでダイニングテーブルに仕上げて貰うことにしました。大径木から伐り出した、板の長辺に丸太の自然な丸身が残った一枚板のダイニングテーブルです。テーブルの完成が楽しみになると同時に、対面キッチンのカウンター材もテーブルに揃えて自然な一枚板にしたくなりました。急遽、相談すると変更に応じて貰えるとのこと。本来ならば打合せ通りに工事を進めたいところを対応して貰い、ありがたかったですね。

  • ご主人様
    建築現場に訪れると、いつも大工さんが仕事の進捗状況を説明してくれました。しっかりと施工されていることを確認して安心していました。完成間近に発生した東日本大地震の際には、かなり建物が揺れました。大工さんのほか電気工事の職人さんも作業中でしたが、構造等級3の高耐震設計でつくられた建物は損傷箇所もなく、全く問題なかったですね。建て替えをして良かったと思いました。

03

住んでみて実感する我が家の快適さ

  • 実際に生活をなさってのご感想はいかがですか?

    ご主人様
    完成した住宅は北側の階段室に1・2階とも窓を設けたため、田の字の間仕切り戸を開け放っておけば風通し良く、明るさも確保できました。室内の床材や建具にも無垢材を使いましたから、手入れをして磨いているうちに表面が剥がれる心配もありません。これから時間と共に味わい深くなることを楽しみにしています。

  • 奥様
    窓を閉めれば屋外の騒音も気にならなくなり、快適に過ごすことができます。私たちにとっては「終の住まい」ですから、使い勝手の良くなかった前の住まいをリフォームすることで我慢したくなかった。住宅ってお金があれば出来るというものではないですね。この家は打合せに参加した全員のアイデアを結集して、打ち合わせに時間を費やして1つ1つ決めていったからこそ、つくり上げることができた住宅です。十分検討して、納得して建てたので大変満足しています。

  • ご主人様
    夕涼みをしながら2階のベランダでビアガーデンを楽しむことがあります。全体がL型のベランダですが多目的室のすぐ外の部分は1.5間×2間と6帖大のまとまった広さがあり、屋根も掛かっているので程良くプライバシーも保たれて、ご近所の目もさほど気になりません。家を建て替えたからこそ体験できた楽しみですね。

  • 奥様
    1階リビングの西隣の部屋は私の洋裁室になっています。以前、ブティックが受注した特別オーダーの服を仕立てる仕事を請けていたことがあり、長年使い慣れたミシンや縁篝機を今でも大切に愛用しています。将来、必要となれば寝室に使うことも想定して、収納やトイレ・浴室への動線の良い間取りにして貰いました。でも元気なうちはアトリエとして洋裁を楽しんでいきます。今を大切に、毎日の生活を充実したものにしていきたいですね。

  • スタッフ
    ご自宅で過ごされる時間が増えるご夫婦に納得して頂ける住宅をつくり上げることができて、建築に携わった関係者は皆、自信を深めたようです。注文住宅ならではの生活を、どうぞこれからも楽しんで頂きたいと思います。本日はありがとうございました。

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