施工実例

菊池建設にいただきましたお客様の声を紹介します
お客様の声

S様ご一家

Interview2

理想の家のイメージを形に。
天然木の質感とこだわりを間取りを追求した二世帯住宅。

東京都あきる野市S様ご一家

  • ご家族構成
    ご主人、奥様、娘さん、お母様の4人家族
  • 生活スタイル
    大家族対応
  • 完成
    2007年3月
  • デザイン
    純和風
  • 外観 大屋根の和瓦葺き切妻屋根とモルタルリシンの外壁が落ち着いた印象をもたせる佇まい。シャッターの下りたビルトインガレージの上に、ベランダとリビング・キッチンがあるスキップフロアの住宅。

  • アプローチ 和の佇まいに合わせたガーデニング。お母様のために階段に手摺りを設けました。ガレージと玄関の間の明かり採りになる円窓がアクセントに

  • ビルトインガレージ 愛車とアウトドアグッズを大切に保管できるビルトインガレージ。ガレージから玄関へ通路があり、雨の日も濡れることなく移動できます。

  • ガレージ通路 外観からもアクセントになっている円窓。ガレージと玄関をつなぐ通路の明かり採りも自作の内障子を入れた上品な和の設えに仕上げました。

  • 玄関・玄関ホール 落ち着いた和の空間にまとめた玄関ホール。ホール床は檜無垢板張り。正面からトイレ・脱衣室の入口が目立たなくなるよう錆丸太を立てて、下地窓を設けた小壁を入れました。

  • 階段 中2階のリビングへ上がる階段。1階と2階のどちらからも程よい距離を保ちながら、お互いの様子が伝わってくる絶妙の位置関係です。

  • 1階和室 玄関ホールに面した和室。客室としても役立ちます。壁を漆喰塗仕上げとし、北向きながら明るく清潔感のある部屋にまとめました。

  • 1階お母様寝室 最も日当たりの良い南東に面した8帖の部屋。軽い食事も作れるミニキッチンを設けました。

  • リビング・キッチン 大屋根の勾配を現わし天井にしたリビング。床は無垢の30mm厚杉板張り。日本建築専門学校の図書室で見て気に入った床。対面キッチンカウンターの上部はガラス瓦からのトップライトになっています。

  • リビング・畳コーナー リビングより35センチ高くした畳コーナー。下部は収納に。ベランダから洗濯物を取り込む時に大変便利。勾配天井の頂点は子供室から除くことのできる障子窓が設けられています。

  • 2階子供部屋 娘さんの部屋。床と腰壁に檜無垢板を張ってあります。畳コーナーの上部に当たるロフトはスキップフロアの構造を活かして、昇り易い高さになっています。ニッチスペースを利用した本棚もお気に入り。

  • 2階ホール リビングとの階段差は7段。相互の気配が感じられるほどよい配置。トイレ入り口に設けた手洗いカウンターは、水栓金具と洗面ボウルを施主自ら探し、選んだこだわりのものです。

01

理想のマイホームのイメージと住宅メーカー選び

  • 家を建てようと思ったきっかけは何ですか?

    ご主人様
    私たちは仕事の関係で離島に住んでいた経験があり、自然が豊かな場所で子供たちを育てる素晴らしさ、そしてアウトドア・レジャーの楽しみを知りました。その後、このあきる野市に転勤してきました。離島とは別の趣があり、渓谷や山などの自然と身近に接することができる場所で、とても気に入りました。家族もこの街に慣れ親しんでいたので、娘のためにもここで土地を取得し、家を建てようと決めました。 それまではアパート住まいで、母とは別々で暮らしていたのですが、この機会に、母も含めた4人で暮らす二世帯住宅の家を計画したのです。

  • 新居のイメージはありましたか?

    ご主人様
    理想の家のイメージは明確でした。和風で木造、大屋根がある家です。 そしてビルトインガレージが欲しいと思っていました。

    土地探しには2年以上の時間がかかってしまいましたが、山の南裾野に位置する緩やかな傾斜地が手に入りました。静かで日当たりも良く、自然豊かな場所です。 住宅メーカーは木造軸組み工法で和風住宅を建てる会社に絞り、住宅展示場を見て回りました。

  • 菊池建設を知ったきっかけは?

    ご主人様
    八王子の住宅展示場でモデルハウスを見学したのがきっかけです。その後、案内を頂いて建築現場見学やバス見学会に参加しました。 バス見学会で行った富士宮市の日本建築専門学校に、菊池建設が施工した図書室があり、その杉の無垢板を使った床の質感がすごく良かったのです。分厚い天然木の雰囲気やあたたかさが、まさに私の理想の家のイメージでした。あわせて訪問した興津の坐漁荘(注1)も見学し、施工技術の確かさに感心しました。我が家もこんな施工のできるところにしっかりつくってもらいたいと思いました。

    (注1) 興津の坐漁荘:明治の元勲・西園寺公望公爵が、現在の静岡市清水興津清見寺町に建てた別邸「興津坐漁荘」のこと。菊池建設がこの復元工事にあたりました。

  • 菊池建設を知ったきっかけは?

    ご主人様
    数社からプラン提案を受けており、その中で“スキップフロア(床の高さを半階ずつずらして配置する住宅の建て方)”のプランを提案してくれたメーカーに絞って検討し、ずいぶんと悩みました。出来上がる建物の質感を考えた時、本物の無垢の木材を使ってキチンと仕上げてくれるかどうかが重要に思えました。そう考えるとやはり菊池建設の見学会の印象が忘れられず、最終的に菊池建設にお願いすることに決めたのです。

02

こだわりを形にするまで

  • 具体的なプランはどのように固まっていきましたか??

    ご主人様
    テーマはビルトインガレージとスキップフロアです。ビルトインガレージの上層、1・2階の中間位置にリビングとキッチンを設けて、そのリビング・キッチンを共有するような形で1階に母の部屋、2階に私たち親子の部屋を配置しました。浴室・洗面脱衣室も共有ですが1階に置くことで、母にとっては平屋の住まいに近い感覚で使ってもらえるプランにしたつもりです。 これに和のテイストを融合させた家をイメージしながらプランを練りました。

    外観や間取りは具体的なイメージがあったのですが、それを実現する技術的な方法については設計の方から提案を受けながら詳細を詰めていきました。

  • 平面的な作りではない分、難しかったのではないですか?

    ご主人様
    そうですね。建物構造の特徴を活かしつつ、出来ること出来ないことも踏まえてプランニングしていかなければならなかったです。でも私たちの要望やアイデアに対して、設計の方が平面図や建物の断面図も使いながら細かく検討したうえで打ち合わせを進めてくれたため、納得いくプランが出来上がりました。理想のイメージを実現するために、最大限の提案をしていただいたと思います。

03

新居に暮らしてみて

  • 完成した新居はいかがですか?

    ご主人様
    母と一緒に暮らすようになりましたが、この間取りは喜んでくれています。近すぎず遠すぎない程よい距離感があるのが良いのでしょう。1階と2階で完全に居住スペースを分けてしまうと何か領域のようなものが出来てしまい、かえってお互い気を遣ってしまいます。同じフロアに配置するよう平屋を建てるにはもっと敷地が必要ですから現実的ではありません。その点、我が家の間取りならお互いの気配を感じつつ、プライバシーを尊重することもできます。

    もっとも、娘の部屋には現在部屋のドアを付けていません。完全な個室にはしていないのですが、リビングに最も近く、子供部屋のロフトからはリビングを見下ろすこともできる造りにしてあるので私たち夫婦だけでなく、母も祖母として孫娘の気配を察して見守ることができるのです。いずれ年頃になればきちんとドアを付けてやりますけどね。

  • 奥様や娘さんはなんとおっしゃっていますか?

    ご主人様
    親しく家族ぐるみでお付き合いする家も近くにできたこともあり、我が家が完成してから、人の行き来が増え、休日などはにぎやかです。妻も娘もお互いの友人などを招待しながら楽しんでいます。 特に娘はアパートに住んでいたときよりも頻繁に友達を家に呼んでいます。自分の部屋も出来たからでしょうか。友達と一緒にいる時間が増えたと喜んでいます。

  • こだわりのビルトインガレージはどんなふうに使われていますか?

    ご主人様
    愛車の駐車スペースももちろんなのですが、家族でサイクリングやアウトドアに出かけるのが私たちの趣味ですので、自転車やバーベキューセットも収納されています。ガレージから道具を出してきてすぐ家の前で準備もできるので、大変便利です。 自宅近くには山や渓流があり、アウトドアを楽しむには絶好のロケーションです。毎日の生活を思いのまま存分に楽しむことのできる我が家に大変満足しています。

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