性能
伝統的な日本建築を
数多く手掛けて培われてきた、
木造建築の特徴を活かした設計と
木材の特性を見極めた施工技術。
安心・快適を実現する先進技術と
心豊かな感性に応える匠の技が融合した、
温故知新の住まいを実現していきます。
01
耐震性
住宅性能表示制度が施行され、
建物の工法・構造の違いを問わず、
その性能を表すことができるようになりました。
ある特定の工法だけが
地震に強いということなく、
客観的に住宅の性能等級を検証し、
評価することが可能です。
菊池建設の住宅は設計段階で耐震性について
十分な検討を行い、壁量計算と偏心率、
壁と柱の直下率チェックにより
「構造の安定」性能について
最高等級に値する建物を実現しています。
設計段階で、建物の耐震力バランス「偏心率」をパソコンでチェック。土台、柱、梁の接合箇所にかかる力を計算で割り出し、最適な接合金物を決定するなど、地震に強い住まいを実現します。
建物を足元から支える重要な基礎。ベタ基礎を標準とし建築場所の地盤強度に応じた十分な耐震性と、建物の耐久性を高める仕様構造採用しています。
必ず設計前に地盤調査を行い、地耐力に応じた基礎仕様を決めていきます。基礎底板面の鉄筋ピッチは150㎜。立ち上がり基礎の人通口(メンテナンス時に人が通る開口部)周りは更に強固に補強しています。
設計段階の耐震性チェック時に決定された接合金物は、最新の技術情報のもと常に見直されています。土台のアンカーボルトなど主要な金物は、人体に有害な六価クロムを使用することなく、高い防錆・防食機能を発揮する3層皮膜による表面処理されたものを使用しています。
02
耐久性
木材の中でも白蟻や腐朽菌に強く耐久性の高い
檜を使った「檜こだわり仕様」の木構造。
特に土台や柱が腐らないようにする対策を行い、
3世代・およそ90年間にわたって
末永く安心して暮らしていただける住宅を提供しています。
03
省エネ性
夏の日射熱を遮り、冬の熱損失を防ぎながら
一年を通して健康で快適に過ごせる、
冷暖房・給湯・換気・照明などのエネルギー消費が効率的な住宅となるよう
建築物省エネ法を上回る省エネ性能を持った住宅を提供しています。
建築物省エネ法 地域区分 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|
UA値(外皮平均熱貫流率)等級5の基準値[W/m2K] | 0.6 | |||
当社施工住宅のUA値[W/m2K] | ≦ 0.6 |
※当社で施工可能な地域のみを表示しており、1~3ならびに8地域は省略しています。
※UA値とは住宅の断熱性能を表す数値の一つです。数値が小さいほど断熱性能が優れていることを示しています。
断熱材には高性能グラスウール(写真右)を採用。従来のグラスウールに較べ細い繊維にすることで空気室を細かく閉じ込めることができるため、高い断熱性能を生み出します。また、壁内の断熱材には木質繊維断熱材(写真左)も選択可能に。適正に管理された森林の針葉樹から作られた天然素材の次世代断熱材で、高い断熱性能はもちろんのこと、蓄熱性、調湿性、防音性を持ち、さらに木を原料としながらも、ホウ酸処理により防火性、防蟻性もプラス。室内環境を快適に保ちます。
熱の伝わり方がアルミの1000分の1の樹脂を室内側に、耐候性に優れたアルミを屋外側に使用した複合サッシと、従来の単板ガラスに比べて約4倍の断熱効果を持つLow-E複層ガラスの組み合わせで窓の熱貫流率を大幅に減少し、一年中快適な室内温度の維持に高い効果を発揮します。特に冬の結露もほぼ無くなり、窓周りにカビを発生させない健康的な居住空間を実現します。
(※注意: 結露の発生は窓の性能だけではなく、住まい方や他の自然環境にも影響されます。室内の条件によって結露が発生する場合もあります。)
住宅性能表示制度への対応
どんな工法の住宅も共通の性能基準で評価・検討することのできる「住宅性能表示制度」。登録住宅性能評価機関による客観的な確認・評価を利用することで、第三者に譲渡する場合にも建物の価値を損なうことがないなど住まいに対する安心はより大きなものになります。
この制度は任意制度であり、ご利用についてはお客様の選択ですが、菊池建設の住まいはこの「住宅性能表示制度」に対応しています。
菊池建設の住まいは「耐震性」「耐久性」「断熱性」に加え、「維持管理・更新」「空気環境」についても最高等級に仕様を標準設定としています。
※耐積雪等級(構造躯体の倒壊防止及び損傷防止)は、多雪地域のみが対象。
※「表示」は等級では評価できない性能について具体的な対策を各項目で定められた表示方法によって明記するものです。
※住宅性能表示制度を利用される場合は、登録住宅性能評価機関による評価書の交付を受け、等級が確定されます。